図書館総合展出展
図書館総合展 2012
11/20(火)~22(木)パシフィコ横浜にて開催された「第14回図書館総合展」にMELICが出展いたしました。
「図書館総合展」は年1回開催される図書館業界の大イベント。14年目の今回は3日間で95フォーラム(プレフォーラム含む)、133ブースが出展、過去最多の計27,357名が来場しました。
MELICは「共読ライブラリー」を大学や図書館業界にPRする目的でフォーラムとブース展示を行い、3日間で2,000名を超える来場者を迎えることができました。
先月結成したばかりの共読サポーターの学生たちも「棚作り」を通じて考えた自分なりの「共読ライブラリー」をしっかりと説明することができ、来場者からも好評いただきました。たくさんのご来場ありがとうございました。
◎関連レポート等
- ○大学プレスセンター 2012年10月22日
帝京大学メディアライブラリーセンターが、11月20日に開かれる図書館総合展にてフォーラム「共読ライブラリーが創る『人』『本』『学び』の未来」を開催 - ○八王子キャンパスニュース 2012年11月27日
帝京大学メディアライブラリーセンターが第14回図書館総合展に出展しました。 - ○ラーコモラボ通信 第17号 2012年12月24日
レポート:「『共読ライブラリー』が創る『人』『本』『学び』の未来 −図書館を変えるブランド戦略」 (上田直人:法政大学図書館)
フォーラム報告
「共読ライブラリー」が創る「人」「本」「学び」の未来
— 図書館を変えるブランド戦略—
■日時: | 11月20日(火) 13:00〜14:30 |
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■会場: | パシフィコ横浜 第3会場(アネックスホール203) |
■講師: | 松岡正剛(編集工学研究所 所長) 小林昌二(帝京大学メディアライブラリーセンター館長) 中嶋康(帝京大学メディアライブラリーセンター) 中満恒子・辺見純子(帝京大学メディアライブラリーセンター) |
共読ライブラリー導入の経緯から現在の活動、将来の展望までを、館長、松岡正剛氏、MELIC職員がパート毎に講演しました。定員200名を超える入場で、立ち見が出るほど盛況でした。 来場者の内訳は大学図書館32%、公共・学校等図書館22%、企業(書店、出版、什器、システムなど)38%、一般・学生8%でした。
展示ブース報告
帝京大学メディアライブラリーセンター・編集工学研究所
■日時:11月20日(火)〜11月22日(木) 10:00〜18:00
■会場:パパシフィコ横浜 展示ホールD
MELIC1階エントランスの黒板本棚を持ち込み「カレッジ問答」を再現しました。黒板仕様の本棚に関心が集まったのはもちろん、授業連携、図書館のブランディング戦略、学生サポーターの活用など「共読ライブラリー」の取り組み全般について全国の図書館・企業と有意義な情報交換ができました。出展直後から、マスコミの取材や見学の依頼があり、反響に手ごたえを感じています。
◎MONDO書架1「Special MONDO」
著名人との問答棚(蒼井優・又吉直樹)
2012年6月に行ったCollege MONDO。
本を借りると蒼井さん、又吉さんに質問ができる。
質問に対して蒼井さん、又吉さんから回答メッセージと、セレクト本がおくられる。
セレクト本を読んで蒼井さん、又吉さんに感想をおくる…。
まさに循環型の読書を書棚で実現した人気企画です。
全質問、全回答は ▶コチラ
◎MONDO書架2「Career MONDO」
教員がキャリアを切り開くヒントを伝える問答棚
教員が出会った多くの本、人生を変えた本、学生時代に読んだ本、書物との思い出はたくさんあるはず。
先生の実体験をもとに物語られた本の紹介は圧倒的に面白く、学生が本を手に取るキッカケとなると考えています。
教員が「今、手放せない本」「大学生だった自分に今すすめたい本」をテーマに選んだ本を展示しました。
<紹介いただいた先生方>
・初等教育学科 鎌田 和宏先生
・日本文化学科 コルネーエヴァ・スヴェトラーナ先生
・総合教育センター 飯澤文夫先生
・教育文化学科 臼田 秀明先生
・心理学科 張田 真美先生
◎MONDO書架3「Life MONDO」
人生や生き方を読み解く問答棚
「東京」「東日本大震災」に続く第三弾として「ビストロメリック」を開店。
各段を「オンナの料理」「伏線たっぷりの本」といったテーマで展開し、色々な意味で「おいしい本棚」を作りました。
裏面にはMELIC職員のおススメ本が展示されました。
◎MONDO書架4「TEIKYO MONDO」
学生やライブラリアンがつくる問答棚
2012年10月に発足した、「共読サポーター」の学生による本棚。今回の図書館総合展に向けて本のテーマ決めから、展示する本の選定、本棚の展示まで学生達が行いました。
「世界を変えるために必要なもの」「自分を変えるために必要なもの」の「あいだ」にある「ことば」をキーワードに「キーブック」そしてそこに連なる10~15冊を選び自分を表現しました。
当日お客様に応対していくうちに「この並べ方は手に取りにくい」「ポップだけでは本の並びに意味があることを伝えきれない」など今後の課題に気づかされたようです。
◎共読タワー
会場内に出現した「共読ライブラリー」を象徴するシンボルタワー。
こちらも黒板で作成。
来場者に「共読」へのメッセージを書き込んでもらいました。
約150名の方々からメッセージをいただきました。
みなさまからのメッセージは ▶コチラ